1. 初期設定
可能な限り最小の構成でインストールして、いろいろ設定することに。
- コンソールのキーマップを変更する
- pc101 から jp106 のようなおおまかな変更をする場合は、
> dpkg-reconfigure console-data
ウチの場合は、"Select keymap from arch list" を選択 "qwerty" -> "Japanese" -> "Standard"。
- ロケールを変更する
-
> dpkg-reconfigure locales
利用可能なロケールは、> locale -a で確認できる。
- タイムゾーンの設定
-
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
ユーザーレベルの設定のために、/usr/share/zoneinfoに基づく TZ 環境変数を、シェルのrcファイル(bashでは.bash_profile)に設定することができます。このケースではTZ="Asia/Tokyo"となる。
- カーネルモジュールの設定
- /etc/modules.conf を直接編集せずに、 /etc/modutils/ 以下のファイルを書き換えて、 update-modules を実行する。
2. APTの設定・操作とDPKG
/etc/apt/source.list を編集して、パッケージ取得先のサーバの選択や、取得するパッケージの種類を指定する。
# /etc/apt/sources.list
deb http://security.debian.org/ etch/updates main contrib non-free
deb http://ftp1.debian.or.jp/debian etch main contrib non-free
よく利用されるapt関係コマンドは以下。
> apt-get update 最新のリストに更新する
> apt-get upgrade 更新されたリストに従って実行をする
> apt-get dist-upgrade OS自体の更新を実行する
> apt-cache search [word] パッケージを検索する
> apt-cache show [word] パッケージの説明をみる
> apt-get install [package] 個別に指定してインストールする
> apt-get remove [package] 個別に指定して削除(アンインストール)する
> apt-get clean キャッシュファイルを削除する
また、パッケージの内容の確認などはdpkgを使う。
> dpkg -l [package] パッケージのバージョン確認
> dpkg -L [package] パッケージに含まれるファイルリストの確認
3. サービスの設定
/etc/rc*.d/ にあるサービスの起動スクリプトへのリンクをいじることで設定できる。
S ではじまるものは起動スクリプト、K ではじまるものは停止スクリプト。S,K のあとの数字は起動順になる。
update-rc.d を使うと楽。
たとえば、lpr を停止する場合、
> update-rc.d -f lpr remove
サービスが完全に不要なら、以下のようにパッケージごと削除する。
> apt-get --purge remove lpr portmap ipchains
逆に起動スクリプトを再配置したい場合は、
> update-rc.d -f lpr defaults
とする。ランレベルごとの指定などは、man update-rc.dを参照のこと。
4. suできるユーザを限定する(PAM)
FreeBSDで言うところの、wheelグループのような役割を作る。
以下の設定では、suできるユーザをadmグループ(標準では、ログを読めるグループ)に限定する。
#/etc/pam.d/su 抜粋
auth required pam_wheel.so group=adm
suを可能にするユーザをadmグループ所属にする。
> usermod -a -G adm [USER]
5. ネットワークの設定
現在の状態は、ifconfig や netstat あたりで確認できる。
ネットワークインタフェースに関する設定は /etc/network/interfaces でする。
/etc/network/interfaces [一部]
# The primary network interface
iface eth0 inet static
address 192.168.1.***
network 192.168.1.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
gateway 192.168.1.1
起動時に立ち上げる場合は、autoに指定する。
/etc/network/interfaces [一部]
auto eth0 lo
iptables のスクリプトなどを起動時(pre-up)に実行する場合は、/etc/network/if-pre-up.d/以下に配置する。
設定を適用する
> ifdown eth0
> ifup eth0
6. IPv6をオフにする
IPv6サポートを無効にする。
/etc/modprobe.d/aliases を以下のように編集する。
17c17
< alias net-pf-10 ipv6
---
> alias net-pf-10 off
8. cronの設定
メイン設定ファイル/etc/crontab で条件ごとの動作が定義されている。
ユーザごとにcronのタスクを設定する場合は、crontab -e のコマンドで編集する。
crontab -e
形式は以下の順番。
minute hour day month dayofweek command
例としては以下のようになる。
# 20分おきに時刻合わせスクリプトを実行、シェルへの戻り値は虚空へ
# 接続先NTPサーバは適宜調整
*/20 * * * * /usr/sbin/ntpdate -b ntp3.jst.mfeed.ad.jp > /dev/null 2>&1
また、実行時にユーザ宛てに送信されるメールを止めるには、
MAILTO=""
としておく。
9. Beep音を消す設定
マシンによっては非常にうるさいビープ音を鳴らないようにする。
カーネルモジュール(pcspkr)をアンロードする。
> rmmod pcspkr
再起動後も鳴らないようにしたい場合は、/etc/modprobe.d/blacklistに以下を追加する。
# /etc/modprobe.d/blacklist
(追加)
blacklist pcspkr
10. /var/log/messagesの-- MARK --出力の抑制
syslogがマシンの稼動をアッピールするために出力しているらしい-- MARK --。
不要な場合は/etc/default/syslogdを編集する。
#/etc/default/syslogd抜粋
SYSLOGD="-m 0"